【ジアス農家さんの所で仕事手伝ってみた!!】あまざけってどうやって作ってるんだろう?

 

こんにちは!GIAHSアカデミー生の中矢丞(写真左)、後藤優弥(写真中央)、甲斐雄貴(写真右)です!

今日は農家さんの思いを伝える情報誌「高千穂郷食べる通信」の取材で、高千穂町の秋元地区にて甘酒「ちほまろ」を、開発から製造、さらにはいろんな商品を開発している株式会社高千穂ムラたびさんへ来ました!

秋元地区ってどんな所

今回おじゃましたまろうど酒造のある秋元地区は、家々が点々とした集落でした。日本の原風景と言えるような風景が見られる集落です。そんな秋元地区には、皆さんに見てもらいたい魅力あるところがたくさんありました。

まずは、秋元神社。ここの御神水はとても有名で、硬度がなんと6しかないそうで、神社の歴史も古く神秘的な場所でした。

県外からも水を汲みに来る人達がいて、私達が取材に行っていた時も参拝客の人が水を汲みに来ていました。

次に行ったのは、お菓子を作っている旧向山南小学校。廃校になったこの学校の給食室で黙々と作業をしていました。ここでは、『おぬかさん』というお菓子を製造しています。

黒ごまや、プレーン、さらには、ペット用のお菓子も作っていて、とても驚きました。実際に食べてみると、とてもかみごたえがあり、それぞれの風味が完璧でした。最後に昼食を食べた『しんたく』というお店。

ここでは、神楽うどん定食を食べました。高千穂でよく食べられる神楽うどんでしたが、普段より美味しく感じました。甘酒を作っているスタッフの皆様に案内してもらいましたが、初めて聞く情報ばかりでした。スタッフの皆様、ありがとうございました!

 

工場見学レポート

今回訪問したまろうど酒造では、 お酒を作るところと、甘酒を作るところで別れていました。

理由として、一緒のところで作ってしまうと、甘酒の方にもアルコールが入ってしまうからだそうです。と言うわけで、私達は、2つの作業場を見学しました。

まず、お酒工場に行きました。この酒造では、『千穂まいり』というどぶろくを作っており、地元の米、秋元神社の御神水と同じ水源の水を使っています。そこには、大きな樽や鍋がありました。所狭しと機材が並んでいるのには驚きました。

次に甘酒工場に行きました。 見に行った時には、作業中だったので中に入ることが出来ませんでした。余計な菌が入らないように、窓も開けることすらできませんでした。最後に、出荷前のちほまろにラベルを貼る作業を手伝わせていただきました。

機械では出来ないシワ伸ばしをしました。地味な作業でしたが、集中してすると時間があっという間に過ぎて行きました。他にも民宿も経営しているとのことで、お酒と甘酒と民宿を繋げ、秋元の魅力を発信する事業を行なっています。

初めて秋元集落に行きましたが、こんな山奥でも様々な事業を行なっていることには驚きました。もっといろんな人たちにこの活動を知ってもらいたいと感じました。

 

手作り甘酒を作ってみよう!

 

今回私達はまろうど酒造にて、甘酒を作る工程を学びました。

甘酒を作るうえで必要な材料は、麹(米麹)100g、米150g(炊きたては200g)、水400gです。「麹」とは米や麦などの穀物に麹菌を繁殖させたものです。つまり”菌”なので少し抵抗あるかも知れませんが、実は皆さんが食べる納豆やヨーグルトも”菌”のおかげで作られています。

作り方は意外と簡単なもので、

①麹に水を加える、②米を加える、

③均一になるように混ぜる、

④60℃で6時間加熱する、

という手順で完成します。

まず工程①、②、③です。混ぜるだけなので問題なく出来ると思います。ここまでで、後に甘酒になるなんて想像出来ませんね…

次に工程④です。このとき、より良い甘酒を作るためにこまめに混ぜながら加熱するのがコツです。こまめに混ぜることにより、まんべんなく、より早く発酵が進み、美味しい甘酒ができるそうです。3時間程度熱すると、嗅いだことのある、あの甘酒の香りがしてきました。

その後、加熱時間を重ねるにつれ甘酒の甘い香りが増し、6時間熱した後には甘酒が完成しました!

完成した甘酒にはまだ米粒が残っていましたが、通常販売されているものは米粒ごとミキサーにかけて飲みやすくしているそうです。

実際に完成したものを飲んでみると、米がもつ甘さが活かされて、甘酒独特の甘酸っぱさが口に広がりました。自分で作っただけあってか、今まで飲んだ甘酒で一番美味しかったです!

 

1 Comment

アバター Lesa Mirich

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