【ジアス農家の所に行ってみた】パプリカ農家の秋元さん。そういえばパプリカって実ってる所見たことないな〜

こんにちは、GIAHSアカデミー生の左から杉田、後藤、甲斐、中矢です!!

今日は、五ヶ瀬町のパプリカ農家の秋元さんの所に取材にやってきました。

今日は収穫のお手伝いなので、頑張って収穫していきます!!

【シーズン中は手作業で1日3,000個も収穫!果てしない作業です……】

秋本さんは、赤と黄色のパプリカをビニールハウスで栽培しています。

ビニールハウスは13棟あり、4ヶ所に分けて設置しているそう。

これは台風や病気が発生した時に、1ヶ所だと、一度にすべてダメになってしまうかもしれないからです。

ハウスの中には200本の苗があり、たくさんのパプリカがなっていました。

全体的に赤や黄色になっている実を、先が曲がっているハサミで茎ごと切ります。

パプリカを傷つけないように注意しながら収穫するのは、とても難しかったです。

黄色のパプリカはまだ色づいているのが判断しやすいのですが、赤のパプリカは見分けることが難しく、苦労しました。

実際にパプリカの収穫体験をやってみて、とても大変な作業だと分かりました。

もう少ししてシーズンに入ると、1日3,000個も収穫するそうです。 それを思うと、農家さんの大変さがよくわかりました。

【1つ1つピカピカに磨いてみなさんの元に届けています!】

袋詰めの作業を細かく分けると、まず収穫したパプリカを1つ1つタオルで丁寧に磨き、泥を落としていく作業から始まります。

パプリカの中には液肥が付着してるものもあるので、それを霧吹きや筆を駆使してしっかり落とします。このひと手間のおかげで、パプリカはピカピカになるんです!

パプリカをきれいにしたら、次はサイズ毎に分けます。

サイズはS、M、L、2Lの4つです。

サツマイモなど他の野菜だと「サイズが小さいもの程味がつまっていて、大きいもの程味が薄い」なんて言われたりもしますよね。

でもこのパプリカは、どのサイズでも味は変わらないんです!どのサイズも肉厚でみずみずしく、甘味があります。試食したときはあまりのおいしさに驚きました。

サイズ毎に分けられたパプリカは1つの袋に1つずつ入れられます。

こうして出荷されたパプリカがお店やレストランなどに提供され、僕達の食事の一部になるんだと思うと感慨深かったです。

僕のおばあちゃんも趣味でパプリカを作っていますが、本音を言うとおばあちゃんより秋本さんが作ったものの方がおいしかったです(笑)

やはりプロが手間隙をかけて作ったものは一味違うんですね……今回学んだことはおばあちゃんにも教えてあげたいです!とてもいい勉強になりました。

生産者の苦労を知ると食卓にならぶ野菜が違って見えます

秋本さんの「従業員が少なく人手不足の状況にある」というお話が印象に残っています。

もしこのまま、農業の後を継ぐ人が現れなかったら栽培は廃れてしまうのでしょうか……それを食い止めるためにも、地域の農業の魅力をどんどん発信していきたいです!

パプリカの栽培は、五ヶ瀬の農業の人手不足に課題を感じて始めたものだそうです。

当初は五ヶ瀬の寒暖差に慣れず、なかなかいいものができなかったとのこと。

それでも諦めずに試行錯誤を重ね、今ではとても肉厚で甘いパプリカがたくさん育っています。

「五ヶ瀬はいい所がたくさんある。消費者の方に喜んでもらえることがうれしい」と、笑顔で語る秋本さんの瞳には、楽しさが溢れていました。

僕も農業を学んでいるので、秋本さんのように楽しく農業をしていきたいです!

 

1 Comment

アバター Sherita Lumsden

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