GIAHSアカデミー生が世界農業遺産の魅力を教えちゃいます!【諸塚中学校編】

こんにちは、高千穂郷食べる通信編集長の佐藤です!

GIAHSアカデミー通信生は、GIAHSアカデミーの活動の内容や世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域が一体全体どんなものなのかをお伝えするべく「出前授業」という形で地域内の小学校中学校にお邪魔して授業をさせてもらっています。

今回は、諸塚村立諸塚中学校にお邪魔しました!

初出場で半ば緊張気味の3人

諸塚中学校の生徒の皆さんは、2年生が修学旅行中だそうで、1年生(前列)と3年生(後列)が出前授業を受けてくれました。

ちなみに「世界農業遺産ってどんなことか胸張って言える人!!」と聞いてみると、半分くらい手が上がりました。

結構お話難しいもんね・・・わからない人もいるよね・・・でも、今日でめちゃくちゃわかるようになるはず!!!

して、平成30年度のGIAHSアカデミー生としては、はじめての出前授業となりました、今回。

今回はこの3人が出前授業!

手前から、岩戸中学校出身の税田 麦(さいた むぎ)さん、高千穂中出身の甲斐 花(かい はな)さん、鞍岡中出身の杉田渓翔(すぎた けいしょう)くんの3人!

行きの車の中では、

「大丈夫っすよー!」

「ズ、、、ZZZZZZZZ」

「やべ、緊張してきた」

大丈夫な人もいれば、緊張してる人、昼過ぎだったので寝てる人とかそれぞれでした(笑)

世界農業遺産とは??を高校生の言葉で伝える

出前授業では、諸塚村で形成されているモザイク林や椎茸栽培などを、中心に人と農業と文化が密接み関わりあっている事を説明しました。

世界農業遺産に認定された際に一番評価されたのは「人と人とのつながり」が評価されたという事もしっかりお伝えします。

特に諸塚村は自治公民館の組織づくりがとてもしっかりしていてこの文化は日本でも珍しいという事も付け加えていました。

生徒には、農家の思いを伝える情報誌「高千穂郷食べる通信」も配布し、諸塚村の農業について改めて考えてもらいました。

そして、高校生のプレゼンにみんなめっちゃメモとってておじさんは感動です。。。

最後は質問攻めにあうGIAHSアカデミー生

プレゼンの終了後には諸塚中学校の児童が駆け寄られ、質問攻めを受けていました。

どんな質問をされたのかを、あとで聞いたら

「GIAHSアカデミーの活動は高千穂高校に行かないとできないのでしょうか??」

というものでした。

諸塚村内の高校がないため、中学校を卒業後に大体の生徒は延岡、日向、宮崎の市内に進学するのが通常のルートだそうで、そこから寮生活や下宿の生活をするそうです。

そうなるとこの地から離れて行くため、地域にふれる機会も少なくなってしまうからとの思いで質問をしたそうです。

個人的には「その熱い地域への思いだけでも十分だよ!!!!!」と思った次第ですが、そんな思いがある生徒とはぜひ一緒に活動をしたいものです。

また高校を卒業してこの地域をひっぱる大人として一緒に仕事をしたいなと思った出前授業でした。

プレゼンをした3人も終わったあとは緊張から開放されて安堵した様子で、帰りはやっぱり寝てました(笑)

そんな出前授業!次回は同じメンバーで高千穂町の押方小学校へ!!

それでは今日はこのへんで。

ではでは。

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